犬や猫だけじゃない!ライター生活を豊かにするおすすめペットって?

孤独な作業が多いライターへのおすすめは、ペットを飼うことです。とはいえ犬や猫は飼うのはなかなか難しいのであきらめているという方も多いのではないでしょうか?

しかしペットは犬や猫だけではありません。ウサギやデグー、モルモット、ハムスターや小鳥などの小動物、あるいは観賞魚も、ペットとして、そして家族としていつもそばにいてくれる大きな存在になります。小さな動物たちと暮らすメリット、そして注意点を動物ライターの筆者がお伝えします。

ペットと触れ合うと幸せホルモンが分泌される?

住宅事情などで犬や猫を飼いたくても飼えない、そんなライターにおすすめのペットがうさぎやデグー、モルモット、ハムスターなどの小動物です。ほかにもハリネズミ、フクロモモンガやスナネズミなどもペットとして飼うことができます。

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上の写真はフクロモモンガ

オカメインコ&ハリネズミ&モルモット.png(左)オカメインコ、(中央)ハリネズミ、(右)モルモット

これらの小さな生き物たちは、思っているよりも表情豊かで愛情あふれる動物です。お世話には当然手間がかかりますが、朝夕の世話を日課にすることで、不規則になりがちなライターの生活リズムも整っていくメリットもあります。

ペットを飼うことで、血圧が下がったり動悸が静まったりするというデータもあります。また人が動物を撫で、撫でられた動物も気持ちよさそうにすることで、「オキシトシン」という別名「幸せホルモン」が脳から分泌されることがわかっています。

動物アレルギーのある方は、熱帯魚や金魚などはいかがでしょうか。魚に癒やし効果? と思うかもしれませんが、実際に研究が行われており、ある病院において観賞魚のいる水槽のある入院部屋の患者は、不安感が大きく減少したという結果がでています。

さらに観賞魚の水槽を眺めているだけで、ストレス指標酵素であるアミラーゼ活性が低下することや、リラックス効果も得られるという研究結果もあります。

「幸せホルモン」オキシトシンの働きとは?

動物をなでる、動物を抱っこする、そして見つめあう、これらの行為で分泌される「オキシトシン」は脳の下垂体後葉から分泌されるホルモンで、もともと出産後の乳汁の分泌を促し、子宮収縮をさせるホルモンとして知られていました。母と子の間の絆を強める働きもあります。

またオキシトシンは人のストレスを緩和し、孤独感も解消する働きがあることが最近の研究で明らかになっています。オキシトシンは女性だけでなく、男性にとっても愛情や対人コミュニケーションにかかわる大切なホルモンです。

もともとは人間同士、犬同士など同種の触れ合いで分泌されるホルモンと考えられていましたが、人間と犬などの「人間と動物」という異種の触れ合いでもオキシトシンが分泌されることがわかっています。

 モモンガ&テグー.png(左)モモンガ、(右)テグー

動物と触れ合ったあと、癒やされたと感じるのはオキシトシンによるものもあるでしょう。動物たちをただ眺めているだけでもほっとすることもありますよね。

このことからも1人でもくもくと作業することの多いライターにとって、近くに動物がいるメリットはかなり大きいといえます。

またペットがいる生活は家族・夫婦間のコミュニケーションも深めてくれる効果があります。最近夫婦の会話がめっきり減った、というライターの方もペットがいるだけで会話が増え、ストレスも減少し、結果的に仕事も順調になっていくかもしれません。

ペットを飼うときに大切な5つのポイントとは

ペットを飼うときは、次の5つのポイントを理解しておくことが大切です。特に小動物はデリケートで、具合が悪いことを隠す習性もあります。事前の準備や飼育環境を整えることはもちろん、最後までしっかり世話をして面倒を見ることが重要です。

1.  なんでも相談できる、かかりつけの動物病院を見つけておくこと。

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うさぎやモルモット、デグー、ハムスター、小鳥、爬虫類などの犬や猫以外の小動物は、「エキゾチックアニマル」とされており、動物病院によっては診察してもらえないところもあります。

そのためかかりつけの動物病院を見つけておくことが、大変重要なポイントです。幸いなことに最近は、さまざまなエキゾチックアニマルを診てくれる動物病院が増えています。

インターネットなどで情報収集し、直接動物病院をまずは訪ねて相談することをおすすめします。飼い始めたときも、ペットを連れて健康チェックをしてもらいましょう。

2.ペット可の物件でも必ず確認をとっておく

ペットが飼える物件でも、トラブル防止のため飼いたい動物について大家さんや不動産会社に確認をとっておきましょう。大きな声で吠えなくても、モルモットなどはキューキュー鳴くこともありますし、ハムスターは夜中に回し車を回すこともあります。

またペット飼育不可物件の場合でも、小動物や観賞魚はOKのところもあるので、確認してみてください。

3.1人暮らしの人は、万が一のとき預かってくれる人や施設を確保しておくこと

ライターは、取材旅行が入る可能性もあります。また体調不良などで、十分なお世話ができなくなることもあります。そのため1人暮らしのライターは、万が一のときに預かってくれる人や、施設をキープしておくことも大切です。

できれば動物の扱いに慣れている人に頼むようにしましょう。お世話の仕方マニュアルを渡してお願いするのもおすすめです。日頃から時々遊びに来てもらい、ペットと顔見知りになっておくとやりとりもスムーズです。

預かってくれる施設は、主に動物病院やペットホテルです。ペットが普段使っている寝床や敷物を一緒に預けると、環境が変わってもペットが安心して過ごせます。

4.ペットを飼うとお金がかかることを理解しておくこと

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ペットを飼い始めるときにそろえる、ケージやトイレ、食器などに加えて、毎日のフード代がかかります。またほとんどのペットが暑さや寒さに弱いので冷房や暖房を入れっぱなしとなり、今までより光熱費がかかります。

病気やケガをすれば、当然治療費もかかります。こんなにお金がかかるとは思わなかった! とならないように「ペットを飼うのはお金がかかる」ことを理解し準備しておくことが大切です。お金がある程度かかることは、犬や猫の場合も同じです。

5.毎日ふれあうこと、そして終生面倒を見ること

触れ合うことで、お互いストレスが減ってリラックスができるもの。どんなに忙しくても、毎日世話をし、触れ合う時間を作ることは、飼い主にとってもペットにとっても重要です。

そして最も大切なことが、「最期までペットの面倒を見る」ことです。個体によってはなかなか慣れない、世話に手間がかかるということもあります。生き物相手ですから、こんなはずじゃなかったということもあります。

しかしどんな仔にも愛情を注ぎ、面倒をみることでペットたちは幸せな生涯を過ごせます。そしてペットからも、愛情や癒やしをたくさんもらっていることに気づくとき、ライター生活が今までより豊かなものになっていることにも気づくでしょう。

 

参考記事・文献:

 

著者プロフィール

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伊藤悦子(いとうえつこ)
麻布大学卒。ペット栄養管理士・家畜人工授精師の資格をもつフリーランスのライター。犬や猫、モルモットやデグー、牛などペットから家畜まで動物のことをメインに執筆している。動物と人の共生に強い関心を持つ。俳人水田悦子としても活動中。茶トラのめす猫2匹に日々癒やされている。趣味はピアノとフルート。

 

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