ライターの皆さん、ハンドケアしていますか?

ライターの皆さん、ハンドケアしていますか?

ライターの商売道具の一つである手。皆さんどれくらい労わっていますか?
キーボードの打ち過ぎで手に疲れがでたり、指先にささくれができてしまうと、痛みを感じて仕事の効率低下にもつながります。
手や爪について専門とする筆者が、仕事の合間にできる簡単ハンドマッサージケアを紹介します。

仕事のパートナーである「手」を労わろう

ライターという仕事柄、1日中PCに向かっているため、眼精疲労や肩こり、腰痛といった職業病に苦しむ方も多いことでしょう。そのような職業病への対策が重要視される一方で、皆さんは手や指、爪にまで意識を向けることはありますか?

手が疲れたと感じると、文字を打つ速度も落ちてしまいます。リフレッシュも兼ねて、デスクの近くに忍ばせたお気に入りのハンドクリームで休憩の時間にマッサージをしてみたり、ちょっとしたケアをすることで改善が期待できます。

また、爪のケアに関するお勧めアイテムに、キューティクルオイルがあります。爪の美容液のような役割を果たし、爪の根元や裏側まですり込むことで乾燥や爪トラブルから守ってくれたり、強くて健康な爪が生えてくるよう働きかけてくれます。

ハンドマッサージの効果

ハンドマッサージをすると、どのような効果が期待できるのでしょう。

効果1 血行促進による美肌と冷え解消

手には、ツボが多く集まっています。手のひらや指を丁寧にマッサージするだけでも、自然にツボ押しの効果が得られ、血行促進につながります。血めぐりが良くなると、冷えの解消にもなり、美肌効果も期待できます。

効果2 リンパを流してむくみ・疲労回復

揉みほぐしたり、さすったりすることにより、リンパの流れをよくします。リンパを流すことにより、むくみを解消する効果が得られます。

効果3 脳の活性化とストレス解消

長時間の執筆作業は、頭も疲れるもの。指先への刺激や手先の動きによって、血流がアップすることで、脳を活性化する効果も期待できます。また、自律神経が整うとされており、リラックス効果が得られることから、ストレス解消へ繋がります。

仕事の合間にできる簡単ハンドマッサージの仕方

疲れやすい手先のマッサージ方法を紹介します。ちょっとした休憩時間に簡単にできることがポイントです。原稿執筆の合間、背筋を伸ばして一息つく際にハンドマッサージも行ってみましょう。

1. 肩を前後に数回まわします。
2. ハンドクリームを手に取り、手のひらで温めます。
  このひと手間をかけることで、肌への浸透が良くなります。
3. クリームを指の間や爪先の細かいところまで塗ります。
4. 親指の腹を使って、反対の手のひらをらせんを描くようにみほぐします。
5. 両手を組み手首をグルグルと回したり、指と指を挟み指圧することで、血行が良くなります。

腕や手には、多くのツボがあります。少し痛いと感じるところをほぐすだけでも、随分と腕や肩が軽くなるはずです。仕事の合間に実践する場合は、ハンドクリームはさらりとしたテクスチャーのものをお勧めします。寝る前などは、しっとりタイプで朝まで保湿できるものを選びましょう。

爪の乾燥と保湿ケア

マッサージで手をほぐした後は、爪のお手入れはいかがでしょうか?女性だけでなく、普段爪にまで気を遣うことがないという男性ライターにも必見です。

爪切りの後にネイルファイルを使用することで、爪の乾燥を緩和できます。また、ベースコートを塗布することでも、爪の乾燥を防ぐ働きがあります。指先は、生活の中でも特に使う場所なので、乾燥しがちです。こまめに、ハンドクリームやキューティクルオイルを塗る習慣をつけましょう。保湿でとくに気を付けることは、手を洗った後の水分を残さないこと。自然乾燥も大敵です。

アルコール消毒を繰り返すとカサカサになるなど、乾燥が気になります。消毒の後にもハンドクリームをお忘れなく。乾燥を避け、こまめにハンドクリームを使用すること。それだけで、ずいぶんと違いが出てきます。ぜひ、みなさんお試しください。

 

著者プロフィール

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Macelova
ヨーロッパはチェコの片田舎で、三姉妹の母親業の傍ら、ネイルアーティスト、ライターとして活動中。
モラビアの大草原で、日々奮闘しています。
insta: https://www.instagram.com/macelova_nailartist/

 

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