Webライターが意識すべきSEOの重要ポイント!これだけはおさえておく

Webライターが意識すべきSEOの重要ポイント!これだけはおさえておく

SEOの知識はWebライターにとって必須です。基礎知識であるなら、多くのライターが当たり前のように身につけていると思います。
私はWebライターではありますが「月間4万PVのブログを運営するアフィリエイター」でもあります。
今回の記事では、そんな私が基礎からさらに一歩踏み込んだ「Webライターが意識すべきSEOの重要ポイント」について紹介いたします。

Webライターが意識すべきSEOとは何か?

一般的にWebライターが意識すべきSEOのテクニックとしては、以下が挙げられます。

  • ターゲットに合わせた文章を書く

  • タイトルにキーワードを入れる

  • 見出しにキーワードを入れる

  • 検索意図に答える

しかし、私は「余計なことを書かないこと」がSEO的に非常に重要だと考えています。

なぜ「余計なことを書かないこと」がSEO的に重要なのか?

まず、「検索品質評価ガイドラインの基準」としてGoogleのE-E-A-Tと呼ばれる4つの基本となる要素があります。

  • Experience(経験)

  • Expertise(専門性)

  • Authoritativeness(権威性)

  • Trust(信頼性)

このE-E-A-Tの通り、独自の視点を盛り込んだ「内容の濃い記事」を書くのがSEO対策において重要だと言われています。
しかし、内容の濃い記事を書くために、あれもこれも情報を詰め込みすぎるとGoogleは「別の検索ワード」でもインデックスを行います。
ひどい場合には、狙っているワードよりも別のワードを優先して、上位表示させることがあるのです。狙っているキーワードと異なると、これらの要素に影響します。

「余計なことを書かない」ように注意をすることで”想定外のキーワードでインデックスされるリスク”が減らせるでしょう。
もし、狙いのキーワードでインデックスされず想定外のキーワードでインデックスされるような事態になれば「集客からCVに至るまで」全ての計画にズレが生じるわけです。

そのため、以下のポイントを意識したライティングを意識することが重要です。

  • 記事の目的

  • 読者の悩み

  • 読者の年齢層

  • 読者の購買意欲

「余計なことを書かないこと」に注意をした文章の具体例

狙う検索ワードが「コーヒー ダイエット効果」の場合を例にとり、「余計なことを書かないこと」の文章の具体例は以下の通りです。

余計なことが書かれた悪い例

コーヒーはダイエットに効果的です。なぜなら脂肪燃焼効果があるからです。特に食後30分以内にブラックコーヒーを飲むと、直近で食べた食事の脂肪吸収を抑える効果があります。また、コーヒーだけで痩せるのは非常に困難なため、筋トレや有酸素運動の習慣を同時に身につけるのもオススメします。「食後30分のコーヒー・筋トレと有酸素運動」これらを試して、ぜひダイエットを成功させてください。

上記は余計なことが書かれた悪い例です。
”また、コーヒーだけで痩せるのは非常に困難なため、筋トレや有酸素運動の習慣を同時に身につけるのもオススメします。
この部分が不要です。

確かに「コーヒーのみで痩せる」のは非現実的。正確な情報を心がけるなら「コーヒーのみでは痩せないこと」や「痩せる方法」まで紹介するのが親切なWebライティングでしょう。
しかし、この詳しい解説が別のワードでインデックスされるリスクの要因です。
特に「筋トレや有酸素運動」に関する記述は、もう少し詳しく書けば「コーヒー ダイエット 筋トレ」などのフィットネス関連のワードでもインデックスされる可能性があるので注意しましょう。

余計なことを省いた良い例

コーヒーはダイエットに効果的です。なぜなら脂肪燃焼効果があるからです。特に食後30分以内にブラックコーヒーを飲むと、直近で食べた食事の脂肪吸収を抑える効果があります。コーヒーはダイエットに効果的なので、ぜひ飲む習慣を身につけましょう。

上記の文が良い例です。
「コーヒー ダイエット効果」のワードに関連した文章しか入っていません。
機械である「Google目線」だけではなく、人間である「読者目線」でも、このような文章の方が「やさしい文章」です。
なぜなら人間は脳の機能的に、マルチタスクが苦手な生物だからです。例えば、ケーキ屋さんに行った場合ショーケースに並べられた大量のケーキを前に「どれにしようか迷う」なんて経験は、誰しもあると思います。
あれは「おいしそうなケーキ」といった情報が1度に大量に入ってきて、脳がパニックを起こしているのです。

同じようにWebの文章でも、あまりにも情報を詰め込みすぎると「いったい何の話をしているの?」と読者の頭はパニック状態になります。
その読者のパニック状態はサイトの離脱率上昇に繋がり、検索順位の低下に繋がるのです。
伝えたいことは1つに絞り、そこからブレない「やさしい文章」を常に心がけましょう。

「余計なことは書かない」それも重要なSEO対策です

Webライターは「専門知識」を求められる場面も多いと思います。しかし、より専門的で内容の濃い記事を書こうと思うがあまり、あれもこれも情報を詰め込みすぎるのはマイナスな影響も起こりえます。ぜひ今回紹介したことを踏まえて、Webライターの仕事に取り組んでみてください。


 

著者プロフィール

著者アイコン
しぐれ
Webライター/Webデザイナー。「雑記・特化」といくつかブログも運営中。雑記ブログは月間4万PVを達成。特化型ブログは複数のクローズドASPとの契約を達成。日々「言葉の心理学」と「デザインの心理学」を研究し、仕事に活かせたらと考えています。
ポートフォリオ:https://shigure-portfolio.drizzling-rain.com/

 

関連記事