あなたは大丈夫?ライターが抱えがちな悩みとその解決策

あなたは大丈夫?ライターが抱えがちな悩みとその解決策

自分のペースで快適に働けることが魅力のフリーランスのWebライターですが、フリーランスであるがゆえの悩みを抱えている方もいるのではないでしょうか?
この記事では、フリーランスのWebライターが抱えやすい悩みとその解決策を紹介しています。

フリーランスWebライターが抱えがちな3つの悩み

では実際に、多くのWebライターが抱えがちな悩みを3つ見ていきましょう。

案件を獲得するのに苦戦する

フリーランスでWebライターのキャリアをスタートさせたものの、案件の獲得に苦戦している方は多く見られます。会社員とは違い、フリーランスは始めから仕事があるわけではありません。仕事の獲得を自分で行う必要があります。

フリーランスのWebライターが案件を獲得するためには、主に「クラウドソーシングサイトを利用する」「企業に直接営業する」の2通りの方法があります。

クラウドソーシングサイトでは、多くの場合、案件ごとに逐一応募する必要があります。競争が激しい案件だと応募してもなかなか当選しないこともあるため、ハードに感じるライターが多いのも事実。

企業に直接営業する場合には、書類選考の後Web面接に進むケースが一般的です。しかし、書類選考を受けるために企業にメールを送っても返信がないことは少なくないため、初期の段階で心が折れてしまうライターもいるでしょう。さらに、Web面接に進んでも契約に至らないことも多く、軌道に乗るまでは案件獲得への壁は高いと感じるかもしれません。

収入が安定しない

フリーランスは毎月の収入が固定で決まっているわけではないため、案件の増減によって変動します。「毎月○万円は確実にある」という保証もなく、収入が安定しない不安を誰しも一度は抱えるのではないでしょうか。

収入は案件の量や単価によって大きく変動するため、中には作業量を増やして収入アップを目指す方も。あまり無理をすると体調にも支障をきたす上、自らに過重労働および長時間労働を強いてしまう「セルフブラック」に陥るWebライターもいるので注意が必要です。

孤独を感じやすい

フリーランスのWebライターは組織に属していないため、基本的に一人で仕事をこなします。一人でマイペースに進められる反面、トラブルや悩みがある時には孤独を感じやすいライターも。

大人数やチームワークで仕事をすることが苦痛に感じる方はフリーランスに向いているといえますが、それでも完全に一人だと「たまには誰かと交流したい」と感じるのではないでしょうか。

抱えがちな悩みを解決する3つの方法

様々な悩みを抱えるフリーランスのWebライターですが、悩みの解決策がないわけではありません。ここではそれぞれの悩みに対する解決策を3つ紹介していきます。 

仕事を受注する窓口を広げておく

案件を獲得することに難航する方は、仕事を受注する窓口を広げておくことでチャンスが増えることもあります。たとえば、知り合いに「ライターをやっているから何かあったら声掛けてね」と伝えておくことも一つの方法です。文章を書く仕事が出てきた際にあなたの顔が浮かび、依頼につながる可能性もあります。

他にも、SNSで案件を受注できるよう仕組みを作っておくこともおすすめです。クライアントから委託されて受注するクライアントワークとは異なり、自分のサービスを提供する仕組みであれば言い値で受注できるというメリットも。SNS発信は難しそうに感じるかもしれませんが、交流の輪が広がり仕事の獲得につながることも期待できます。 

継続案件を増やし金銭管理をしっかり行う

収入を少しでも安定させるためには、継続案件を増やし、金銭管理をしっかりと行うことが大切です。

単発案件の場合は、短期間に案件が終了することが多く、収入の安定という面ではあまり期待はできないでしょう。もちろん単発案件でもスキルアップにつながることや、クライアントからの信頼獲得につながり、継続案件に切り替わることもあるのでデメリットばかりではありません。

しかし、一定の継続案件があることで、金銭的にも精神的にも余裕が生まれます。継続依頼を希望している案件を中心に、積極的に案件獲得に向けて取り組むとよいでしょう。

金銭管理については言わずもがなです。特に収入が不安的な時期には、収入と費用をしっかり把握し、予備資金を確保しておくことをおすすめします。また、フリーランスは年末調整や確定申告などを全て自分で行う必要があります。初めのうちは必要な手続きを見落としがちですが、金銭管理を習慣づけることによって、次第に適切に手続きすることができるようになるでしょう。

フリーランス仲間を作る

孤独を感じやすいフリーランスですが、同じように孤独を感じているフリーランスは他にもいるもの。最近ではフリーランス同士の交流会などもたくさんあるので、参加してみることがおすすめです。

仲間を作ることでモチベーションアップにつながることや、情報交換になることもあるでしょう。新たな気付きが起きて仕事にもハリが出ることや、案件獲得につながるケースも中にはあるようです。

悲観的になりすぎず、自分のペースで進めばOK

フリーランスのWebライターは、職業ならではの悩みも多いですが、フリーランスだからこその魅力もたくさんあります。仲間を作って気持ちを上げつつ、無理のない範囲で継続案件を獲得できるよう営業していくことがおすすめです。

 

著者プロフィール

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朱里
フリーランス歴3年、現在は会社員ライター。田舎で愛猫に癒されながら仕事をする。趣味はドラムとピアノ。
https://note.com/akarisix/n/na7148e52364b

 

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