歯磨き、正直めんどくさい日がありますよね。
わかります。
私も昨夜、洗面台の前で「今日はもう、寝てもよくない?」と自分に甘い声をかけていました。
でも、歯磨き粉をたっぷり乗せて、シャカシャカッと泡だらけになると、なぜか急にやり切った感じが出ます。
口の中はミントでスースー。
鏡を見ると白い泡。
これで磨けた気がする。
この「磨けた気がする」が、今日のお話の落とし穴です。
はじめまして。
口腔ケアアドバイザーの柚木葉子です。
昔はパティシエ見習いとして、毎日お菓子の試食をしていました。
その結果、1年で8本の虫歯。
甘いものが好きなのに、食べることが怖くなる時期がありました。
そこから歯科衛生士になって18年、たくさんの方のお口を見てきました。
その中でよく感じるのが、歯磨き粉の量で安心している方がとても多いことです。
先に結論を言いますね。
歯磨き粉は、たっぷりつけなくても大丈夫です。
大事なのは、泡の量ではなく、歯ブラシの毛先が歯にちゃんと当たっているか。
ここです。
目次
歯磨き粉をつけすぎると、なぜ磨けた気になるのか
泡が増えると、口の中が先に満足してしまいます
歯磨き粉を歯ブラシいっぱいに乗せると、すぐに泡が立ちます。
口の中がモコモコして、ミントの味も広がって、かなりすっきりしますよね。
このすっきり感、気持ちいいです。
だから私は「泡は悪です」とは言いません。
歯磨きが苦手な人にとって、爽快感は続けるための助けにもなります。
ただ、泡が早く立ちすぎると、磨く前に満足してしまうことがあります。
お皿洗いでいうと、洗剤の泡がいっぱい出ただけで「油汚れも落ちたはず」と思ってしまう感じです。
でも実際は、スポンジが当たっていないところに汚れは残ります。
歯も同じです。
泡が届いた場所と、歯ブラシの毛先が当たった場所は、同じではありません。
ミント味は、掃除完了の合図みたいに感じます
歯磨き粉のミント味は、口の中をさっぱりさせてくれます。
寝る前にあの味がすると、「よし、今日の口の中は片づいた」と感じやすいものです。
でも、口臭が一時的にすっきりしたことと、歯の表面の汚れが落ちたことは別です。
お部屋でいうと、散らかった床にいい香りのスプレーをしたようなもの。
香りはよくなります。
でも、床のほこりはまだそこにいます。
歯磨きで落としたい主役は、歯にくっついた細菌の膜です。
専門的にはプラークと呼びます。
私は患者さんには「細菌のぬめり汚れ」と説明することが多いです。
水でさっと流すだけでは落ちにくく、毛先でこすって落とす必要があります。
米国国立歯科・頭蓋顔面研究所は、口の中の細菌が糖から酸を作り、その酸が歯の表面を溶かしていく流れを説明しています。
甘いものを食べるたびに、口の中では小さな綱引きが起きているんです。
だからこそ、泡の見た目より、細菌のぬめり汚れを落とすことが大切になります。
早く吐き出したくなって、磨く時間が短くなります
歯磨き粉をつけすぎると、口の中が泡でいっぱいになります。
そうなると、苦しくなって、早く吐き出したくなります。
「もう十分泡立ったし、終わりでいいかな」
この流れ、かなり多いです。
本当は奥歯の内側や、歯と歯ぐきの境目をもう少し磨きたい。
でも泡が邪魔で、どこを磨いているのか見えにくい。
歯ブラシを動かしている時間はあるのに、毛先が当たっていない場所が残ってしまう。
歯科医院で染め出しをすると、こういう磨き残しはよく見えます。
前歯の表面はきれいなのに、奥歯の内側だけ赤く残る。
歯と歯ぐきの境目に細い線のように残る。
本人は毎日磨いているのに、です。
サボっているわけではありません。
泡が、ちょっと先回りして達成感を出してしまうんです。
歯磨き粉は悪者ではなく、あくまで助っ人です
主役は歯ブラシの毛先です
歯磨き粉を減らす話をすると、「じゃあ歯磨き粉はいらないんですか」と聞かれることがあります。
いりません、とは言いません。
私は使ったほうがよいと考えています。
ただし、主役は歯ブラシです。
歯磨き粉は助っ人。
料理でいうと、包丁で切るのが歯ブラシ、調味料が歯磨き粉に近いかもしれません。
調味料が多くても、材料が切れていなければ料理は進みません。
ライオン歯科衛生研究所の歯ブラシに関する解説でも、歯ブラシは歯の表面についたプラークなどを機械的に取り除く清掃用具とされています。
「機械的に」という言葉は少し硬いですが、要するに毛先でこすって落とすということです。
歯磨き粉を見直す前に、まず見てほしいのは毛先です。
歯に当たっているか。
歯ぐきに刺さっていないか。
大きくゴシゴシ動かしすぎていないか。
これだけで、歯磨きはかなり変わります。
フッ素は歯の強化コーティングとして残したい成分です
歯磨き粉を使う大きな理由のひとつが、フッ素です。
正確にはフッ化物と呼ばれる成分ですが、ここではいつもの呼び方でフッ素と書きますね。
フッ素は、歯をむし歯から守るための強化コーティングのような働きをします。
歯の表面は、食事やおやつのたびに少し傷み、唾液やフッ素の力を借りて少し戻ります。
この戻る力を助けるのがフッ素です。
日本口腔衛生学会など4学会合同のフッ化物配合歯磨剤の推奨される利用方法では、就寝前を含めて1日2回の歯みがきが示されています。
うがいをする場合も、少量の水で1回のみが目安です。
ここ、けっこう意外と言われます。
歯磨き後に何度もブクブクうがいをしたくなりますよね。
口の中をさっぱりさせたい気持ち、よくわかります。
でも、せっかく歯に残したいフッ素まで流してしまうともったいない。
シャンプーはしっかり流してほしいのですが、フッ素入り歯磨き粉は少し考え方が違います。
余分な泡は吐き出して、すすぎは軽く。
そのくらいがちょうどいいです。
発泡剤や研磨剤は、使い方しだいです
歯磨き粉には、泡立ちをよくする成分や、歯の表面の汚れを落としやすくする成分が入っているものがあります。
これらは悪者ではありません。
歯磨き粉が使いやすくなったり、清掃を助けたりします。
ただ、泡立ちが強いものをたっぷり使うと、口の中がすぐいっぱいになります。
刺激が強いと、長く磨きにくい方もいます。
口内炎ができやすい方、ピリピリしやすい方は、歯磨き粉の種類や量を変えるだけで楽になることもあります。
「いつも途中で吐き出したくなる」
「泡で奥歯が見えない」
「磨いた後、口の中がヒリヒリする」
そんな方は、まず量を減らしてみてください。
それでも気になるなら、低発泡タイプや刺激の少ないタイプを選ぶのも手です。
がんばり方を増やすより、邪魔になっているものを減らす。
これ、続けるケアではかなり大事です。
年齢別、歯磨き粉のちょうどいい量
2歳までなら米粒くらい
小さなお子さんの歯磨き粉は、本当に少しで大丈夫です。
歯が生えてから2歳までは、米粒くらい。
1から2ミリメートル程度が目安です。
大人の感覚だと「これだけ?」と思う量です。
でも、この時期は飲み込みやすいので、量を小さくすることに意味があります。
米国疾病予防管理センターの調査報告でも、幼い子どもがフッ素入り歯磨き粉を過剰に飲み込むと、歯のフッ素症につながる可能性があると説明されています。
怖がらせたいわけではありません。
小さい子には、小さい子の量があるということです。
歯磨き粉は、保護者の方が出してあげてください。
子どもがチューブから自分で出すと、どうしても多くなります。
甘い味の歯磨き粉だと、ちょっとおやつみたいに感じる子もいます。
使い終わったら手の届かない場所へ。
地味ですが、ここはお口の安全対策です。
3歳から5歳はグリーンピースくらい
3歳から5歳は、グリーンピースくらい。
長さでいうと5ミリメートル程度です。
この時期は、吐き出すのが上手な子もいれば、まだ飲み込みがちな子もいます。
年齢だけでぴったり決めるより、その子の様子を見てください。
「うちの子、まだ飲んじゃうんです」
そういう相談、めずらしくありません。
怒らなくて大丈夫です。
まずは量を少なめにして、大人が出す。
歯磨き後は軽く吐き出す練習をする。
それで十分前に進んでいます。
仕上げ磨きでは、泡で歯が見えなくなると磨き残しが増えます。
特に奥歯の溝、歯と歯ぐきの境目、上の前歯のあたり。
ここはおやつ好きさんの定番チェック場所です。
私もパティシエ見習い時代に戻れるなら、ここをもっと丁寧に磨いてあげたい。
6歳以上と大人は1.5から2センチメートルくらい
6歳以上、成人、高齢者は、歯ブラシ全体に1.5から2センチメートル程度が目安です。
日本の4学会合同の推奨では、フッ化物濃度の表示で1400から1500程度が示されています。
ここで注意したいのは、「大人は山盛り」という意味ではないことです。
テレビ広告のように、歯ブラシの端から端までこんもり乗せる必要はありません。
歯ブラシの毛の上に細く乗るくらいで十分です。
大人の場合、むし歯は子どもだけの問題ではありません。
歯ぐきが下がって歯の根元が見えてくると、そこはむし歯になりやすい場所です。
被せ物の境目、詰め物の周り、奥歯の後ろ側も要注意。
「もう大人だからフッ素はいらない」と思っている方には、私はむしろ使ってくださいとお伝えします。
お口の健康は、人生の「おいしい」を守ること。
堅焼きせんべいをバリッと食べられる幸せは、なかなか侮れません。
量の目安を表で見る
迷ったときは、下の表を目安にしてください。
商品によって濃度や対象年齢が違うので、パッケージ表示も見てくださいね。
| 年齢 | 歯磨き粉の量 | フッ素濃度の目安 | 家で見るポイント |
|---|---|---|---|
| 歯が生えてから2歳 | 米粒くらい、1から2ミリメートル程度 | 900から1000程度 | 大人が量を出す。必要なら軽く拭き取る |
| 3から5歳 | グリーンピースくらい、5ミリメートル程度 | 900から1000程度 | 軽く吐き出す練習をする |
| 6歳以上、大人、高齢者 | 1.5から2センチメートル程度 | 1400から1500程度 | 少量の水で軽く1回すすぐ |
多すぎると、泡で磨きにくくなります。
少なすぎると、フッ素などの成分を活かしにくいこともあります。
「ちょうどいい量」を決めておくと、毎日の歯磨きが少し楽になります。
泡に頼らず磨くための、今夜からのやり方
歯ブラシを濡らしすぎない
最初にできる小さな工夫は、歯ブラシを濡らしすぎないことです。
水をたっぷり含ませてから歯磨き粉をつけると、泡が立ちやすくなります。
軽く湿らせる程度で大丈夫。
歯磨き粉をつけたら、すぐ口の中全体に広げるより、まず奥歯から磨いてみてください。
奥歯は見えにくく、磨き残しが出やすい場所です。
私のおすすめは、右上の奥歯の外側から始めるなど、毎回スタート地点を決めることです。
部屋の片付けは苦手な私でも、口の中だけはルートを決めると迷子になりません。
方向音痴にもやさしい方法です。
鏡で毛先を見る
泡ではなく、毛先を見ます。
これだけでかなり変わります。
歯ブラシの毛先が歯と歯ぐきの境目に当たっているか。
奥歯のかむ面の溝に入っているか。
前歯の裏側に届いているか。
米国歯科医師会のブラッシング解説では、歯ブラシを歯ぐきに対して45度に当て、小刻みに動かす方法が紹介されています。
45度と言われると分度器を出したくなりますが、そこまできっちりでなくて大丈夫です。
歯と歯ぐきの境目に、毛先をそっと差し込むイメージです。
力は弱め。
歯ブラシの毛先が広がるほど押しつけると、毛先が寝てしまい、汚れに届きにくくなります。
床掃除でも、ほうきを押しつぶしたら隅のほこりが取りにくいですよね。
歯ブラシも同じです。
すすぎは少ない水で軽く1回
歯磨き後は、泡を吐き出します。
そのあと、少ない水で軽く1回すすぐ。
フッ素を歯に残したいからです。
英国国民保健サービスの歯の清掃に関するページでも、歯磨き後にすぐ水ですすぐと、歯に残ったフッ素が洗い流されやすいと説明されています。
とはいえ、いきなり「すすがないで」と言われると気持ち悪い方もいます。
その場合は、まず夜だけ軽めにしてみてください。
朝は人と会うからしっかりさっぱりしたい。
それなら夜からでいいです。
完璧じゃなくていいんです。
昨日より、ほんの少しフッ素を残せた。
それも立派な前進です。
物足りない人は、歯磨き粉を2回に分けます
歯磨き粉を減らすと、最初は物足りなく感じるかもしれません。
泡が少ないと、磨けていない気がする。
この感覚も自然です。
そんな方は、最初からたっぷりではなく、少量を2回に分ける方法もあります。
まず少なめで奥歯や歯ぐきの境目を磨く。
一度吐き出して、最後にほんの少し足して前歯や気になるところを磨く。
ただし、歯磨き粉を追加したからといって、ゴシゴシ強く磨く必要はありません。
目標は泡を増やすことではなく、毛先を届かせること。
ここを忘れなければ大丈夫です。
つけすぎサインと、見直したい場面
すぐ泡でいっぱいになるなら多いかもしれません
歯磨きを始めてすぐ、口の中が泡でいっぱいになる。
奥歯を磨く前に吐き出したくなる。
鏡で毛先が見えない。
この場合、歯磨き粉が少し多いかもしれません。
歯ブラシの端から端までこんもり乗せている方は、まず半分くらいにしてみてください。
「半分にしても、意外といける」
そう感じる方は多いです。
泡が減ると、歯の表面が見えやすくなります。
見えると、磨き方も変わります。
子どもが飲み込みがちなら、大人が量を決めます
子どもが歯磨き粉を飲み込みがちな場合は、まず味や量を見直します。
好きな味だと、ついなめたくなる子もいます。
これは性格の問題ではありません。
おいしい味に作られているからです。
対策はシンプルです。
- 歯磨き粉は保護者が出す
- チューブを子どもの手が届かない場所に置く
- 年齢に合う量より多く出さない
- 飲み込みが多いときは歯科医院で相談する
「歯磨き粉を飲んだらどうしよう」と怖くなって、何も使わなくなるより、適量に整えるほうが現実的です。
怖さをゼロにするより、扱える形にする。
私はそのほうが家庭のケアには合っていると思っています。
刺激が強い人は、種類を変える選択もあります
歯磨きのたびに口の中がヒリヒリする。
口内炎にしみる。
味が強すぎて長く磨けない。
そんな場合は、量だけでなく種類も見直してみてください。
低発泡タイプ、低刺激タイプ、知覚過敏向けなど、今はいろいろあります。
歯磨き粉選びは、気合いの問題ではありません。
肌に合わない化粧品を無理して使わないのと同じで、口の中にも合う・合わないがあります。
ただし、むし歯予防を考えるなら、フッ素入りかどうかは見てほしいところです。
パッケージに「フッ化ナトリウム」「モノフルオロリン酸ナトリウム」「フッ素」などの表示があるか確認します。
濃度が書かれている商品なら、年齢に合っているかも判断しやすいです。
歯磨き粉選びで見ておきたいところ
まずフッ素濃度を見ます
大人のむし歯予防では、フッ素入り歯磨き粉が基本になります。
日本で一般に市販されている大人向けでは、フッ化物濃度の表示で1400から1500程度のものが多く見つかります。
パッケージの表面だけでなく、裏側も見てください。
小さく「フッ素濃度1450」などと書かれていることがあります。
老眼には少しつらい字の小ささですが、ここは見ておく価値があります。
ライオン歯科衛生研究所の歯みがき剤の解説でも、歯みがき剤は歯ブラシと一緒に使い、清掃効果を高めるものとされています。
薬用成分としてフッ素が配合されているものもあります。
歯磨き粉は、なんとなく香りで選びがちです。
もちろん、好きな味は大事。
続けるには、使っていて嫌ではないことも大事です。
そのうえで、フッ素濃度も一緒に見てあげてください。
泡立ちが少ないタイプも選択肢です
「泡が少ないと不安」という方もいれば、「泡が多いと磨きにくい」という方もいます。
どちらが正しいではなく、自分の口に合うかどうかです。
泡立ちが少ないタイプは、歯と歯ぐきの境目を見ながら磨きやすいことがあります。
電動歯ブラシを使う方にも、低発泡タイプは相性がよい場合があります。
泡が多いと飛び散ったり、口の中で膨らみすぎたりするからです。
ただ、低発泡タイプに変えたから自動的に磨けるわけではありません。
やっぱり毛先です。
しつこいですね。
でも、ここだけは職人気質が出ます。
ホワイトニング表記だけで選ばない
歯を白くしたい気持ち、ありますよね。
コーヒー、紅茶、カレー、ワイン。
おいしいものほど、歯に色がつきやすいことがあります。
ホワイトニング系の歯磨き粉を選ぶのは悪くありません。
ただ、むし歯をくり返している方や、歯ぐきが下がって根元がしみる方は、白さだけで選ばないでください。
見る順番は、まず自分の困りごとです。
むし歯が心配なのか。
しみるのか。
歯ぐきの腫れが気になるのか。
着色が気になるのか。
全部を1本で完璧に解決しようとすると、かえって選べなくなります。
迷ったら、歯科医院にいつも使っている歯磨き粉を持って行ってください。
診療室で実物を見ながら、「これは今のお口に合っていますね」「こっちのほうがよさそうです」と話せます。
歯磨き粉を減らすときの小さな実験
いきなり全部変えなくていいです
今日から歯磨き粉を半分にして、すすぎも1回にして、磨き方も完璧にして。
そんなふうに全部変えると、だいたい続きません。
少なくとも私は続きません。
おすすめは、夜だけ試すことです。
夜はフッ素を残したい時間でもありますし、朝より少し落ち着いて磨ける方が多いです。
今夜だけ、歯磨き粉をいつもの7割くらいにする。
泡が少ない分、奥歯の内側を見て磨く。
すすぎは少ない水で軽く1回。
これで十分です。
70点でいいから毎日続ける。
私が患者さんにいちばん伝えたいのは、結局ここです。
1本だけ丁寧に磨く場所を決めます
全部の歯を完璧に磨こうとすると、気が遠くなります。
なので、1本だけ「今日の主役」を決めます。
たとえば、右下のいちばん奥の歯。
左上の奥歯の内側。
下の前歯の裏側。
その1本だけ、歯と歯ぐきの境目に毛先を当てて、小さく動かします。
泡を増やすのではなく、毛先を当てる。
その感覚を覚えると、他の歯にも広げやすくなります。
完璧じゃなくていいんです。
昨日の自分より、一本だけ丁寧に磨ければ。
それはもう、かなり偉いです。
まとめ
歯磨き粉は、たっぷりつけるほどよく磨けるわけではありません。
泡が多いと、口の中がすっきりして、磨けた気になりやすい。
でも、歯の汚れを落とす主役は、歯ブラシの毛先です。
フッ素入り歯磨き粉は、むし歯予防の心強い味方です。
だからこそ、年齢に合った量を使い、歯磨き後はすすぎすぎない。
小さなお子さんは、大人が量を出してあげてください。
今夜は、歯磨き粉をいつもより少しだけ減らしてみませんか。
泡が少ないぶん、鏡で毛先を見て、奥歯を一本だけ丁寧に。
それだけで十分です。
お口の健康は、人生の「おいしい」を守ること。
明日の朝ごはんを、気持ちよく食べる準備をしてから寝ましょう。