ライティングの引き出しを広げる!世界のおすすめ映画9選

最近、映画を観ていますか?

映画は、執筆に疲れた心をほぐすリフレッシュ効果だけでなく、いろんな国や地域の文化を垣間見たり、さまざまな題材のストーリーにふれることで、自分の引き出しを増やせる、とてもお手軽なインプット方法です。

今回ご紹介する9本は、どれも旬なテーマで、それぞれに味わい深い映画ばかり! あなたが見たことがあるものはありますか?

北海道の豊かな自然と、カフェを営む夫婦の暮らし:『しあわせのパン』(日本)

しあわせのパン [DVD]
「地方移住」「田舎暮らし」というワードに注目が集まっている昨今。こんな暮らしができたら素敵! と妄想が湧いてしまう1本です。洞爺湖のほとりの月浦という地に移り住み、ベーカリーカフェを営む夫婦と、お店を訪れるお客さんたちの季節をめぐる物語。自然、カフェ、オーガニック、ごはん、旅、スローライフなど、いろんな切り口で楽しめる作品です。

ものを持たないという選択で、大切なことが見えてくる:『365日のシンプルライフ』(フィンランド)

365日のシンプルライフ [DVD]
フィンランド人の青年が、失恋をきっかけに、自分にとってほんとうに大切なものを見つめ直そうと、持ち物をすべて倉庫に入れて、1日1個だけ取り出せるという実験を365日つづけたドキュメンタリー。モノにあふれている今の世の中だからこそ、このシンプルでユニークな実験が「大切なこと」について考えるきっかけを与えてくれます。

子どもたちの世界に学ぶ、「自由ってどういうこと?」:『小さな哲学者たち』(フランス)

ちいさな哲学者たち [DVD]
フランスのとある幼稚園で行われた、3歳児への哲学の授業の試みを記録したドキュメンタリー。「愛ってなに?」「豊かってどういうこと?」。そんな問いかけに対する、子どもたちの自由な発想や、表現力に驚きの数々!ときには眠りそうになりながらも、自分の頭で考え、自分なりの言葉で表現しようとする子どもたちの姿に、はっとさせられます。

すべてのボーダーを越えた“スペシャル”なラブストーリー:『わたしはロランス』(カナダ)

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撮影当時、弱冠23歳だった監督が、トランスセクシュアルをテーマに、10年間の壮大なラブストーリーを描いた作品。抜群のセンスを感じさせるスタイリッシュな映像と、テンポのいい音楽に、あっという間に映画の世界に引きずり込まれてしまいます。社会的な背景も描かれていて、ラブストーリーだけでは終わらない、深い人間愛の物語です。

こんな旅に憧れる!ロードムービーの金字塔:『モーターサイクル・ダイアリーズ』(アメリカ=アルゼンチン=ブラジル)

モーターサイクル・ダイアリーズ 通常版 [DVD]
南米の革命家チェ・ゲバラがまだ医大生だった頃の南米の旅を描いたロードムービー。旅の醍醐味は、なんといっても旅先での人との出会い。知らない世界を目の当たりにした主人公が、旅をとおして自分の考えを深めていく様子が描かれています。机の上で得る知識だけでなく、実際に自分の目で見て、肌で感じることの大切さを感じる1本です。

おいしいごはんは、暮らしの“きほん”:『南極料理人』(日本)

南極料理人 [DVD]
南極という極限の地で、家族のもとを離れて過ごす南極観測隊員たちの日々を、おいしそうなごはんとともに描いた温かな映画。どんなときも、おいしいごはんを食べると、少し元気が出ますよね。そんな、ごはんの底力が伝わってきます。次々においしそうなごはんが登場するので、思わずお腹が鳴ってしまいそうな作品。

思い描いた未来と、少し違ういまを生きる大人たち:『海よりもまだ深く』(日本)


『そして父になる』や『海街diary』の是枝裕和監督が、離婚してばらばらになった家族のいまをコミカルに描いた作品。叶わぬ夢ばかり追い続けている情けない主人公を阿部寛が演じ、真木よう子、小林聡美、樹木希林などの実力派俳優が競演。なりたかった自分になれなかった大人たちの心にふれて、ほろ苦くも、前に進もうという気持になれます。

キッチュでかわいい、絵本のような世界観にくぎづけ
『ムーンライズ・キングダム』(アメリカ)

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ウェス・アンダーソン監督の映画はとてもかわいらしく、細部へのこだわりもすごい!フレームに映し出される絵のひとつひとつが、まるで絵本のようで、見ているだけでも楽しめます。なかでも、おすすめしたい本作は、小さな島に住む少年少女の駆け落ちストーリー。くすっと笑えるユーモアとともに、子どものイノセントな世界が描かれている、とびきり愛らしい作品です。

心地の良い音楽とともに、心をときほぐすリラックスムービー
『バグダッド・カフェ』(ドイツ)

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日本のミニシアター系映画の先がけで、いまだに世界中のファンから愛されている映画。旅行中に夫とけんか別れをし、砂漠にあるさびれたカフェにたどり着いた主人公と、そこで出会う人々との交流を描いた作品。派手なストーリーではないものの、朗らかな主人公と映画のスローテンポがあわさって、とてもおだやかな気持ちになれます。一度聴くと耳に残る名曲「コーリング・ユー」も印象的!

 

いかがだったでしょうか。ライターという、多様なものごとへの興味が仕事にいきる職業だからこそ、ぜひ気軽にいろいろな国やジャンルの映画をみて、いつか知識として役立つ日のためにアンテナを広げていってくださいね。

 

著者プロフィール

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西谷渉
鎌倉在住のフリーライター。ときどきWebデザインも手がける。Web制作会社、映画関連会社、製菓小売会社でのWebコンテンツまわりの仕事を経て独立。子どもの頃、家族とフランスのパリに暮らしたことがきっかけで、外国の文化や暮らしに興味をもち、世界を旅する。自然とアートとごはんが好き。

 

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