【海外特派員レポート】旅行者にも、ローマっ子にも人気のアペリティーヴォ!

イタリアに来たら一度は試して欲しいもの、それはアペリティーヴォです。 夕食の時間が遅いイタリアでは食事の前にカクテルやワインを飲む習慣があります。アペリティーヴォとは“食前酒”という意味で、会社帰りに同僚と一緒に、または家の近くのバールでご近所さんとおしゃべりしながらちょっと一杯という風に楽しみます。こんな時はだいたい飲み物と一緒にポテトチップスやピーナッツ、ミニサンドイッチなどのちょっとしたおつまみが出てきます。

若者の救世主。アペリティーヴォシステム!

ところがこの“ちょっとしたおつまみ”が最近ではどんどん大げさになっていき、このアペリティーヴォの時間帯にバールやレストランでビュッフェを用意するところが出てきました。

ビュッフェの内容や値段はその店によってまちまちで、簡単なおつまみの大皿が4~5種類並べてあるところはビュッフェ代をとらず飲み物の値段だけ。(4ユーロ~8ユーロくらいまで。)パスタやラザニア、サラミやチーズなどと、ビュッフェが充実しているところは15ユーロくらい払います。

わずか15ユーロ程度でお酒が飲めて簡単な食事ができてしまうので、ここ数年の不景気で「お金がないけど、友達と遊びたい!」という若者の間で、このアペリティーヴォ・ビュッフェが新しい外食スタイルとして定着しつつあります。

 

旅行者にも人気!

このアペリティーヴォ・ビュッフェ、実は旅行者にもとても便利。イタリアでは、ほとんどのレストランの夜の営業時間が7時半から。それに比べてアペリティーヴォは6時頃~8時頃までの営業なので、観光やお買いものが終わってお腹をすかせた旅行者が、タイミング良く食事ができます。

また、日本人にとってイタリア料理は味が濃く、量も多いので、何食か後には胃袋がギブアップ……ということも。そんな時にこのアペリティーヴォを案内すると「好きなものを好きな量食べられてうれしい!」「野菜がとれてうれしい!」と大変喜ばれます。

 

 

おすすめアペリティーヴォ

Freni e Frizioni

ベジタリアン料理の大皿が充実したアペリティーヴォ。外食続きで野菜不足になった方におすすめ。料金も飲み物代のみと安く、いつも大勢の若者でごったがえしています。イス席はあまりなく、みんな外の低い塀に座ったり、立ち食いしたり・・・とかなりフランクに楽しんでいます。

Via del Politeama 4 - 6, Rome, Italy (トラステヴェレ地区)

06 5833 4210

 

Enoteca Palombi

パスタ、サラダ、ラザニア、サラミにチーズとビュッフェが充実したエノテカ・ビッレリア。外国人観光客にも人気。

Piazza Testaccio, 38/41, Rome, Italy (テスタッチョ地区)

06 574 6122

 

Panella

サンタ・マリア・マッジョーレ教会近くのパン屋さん。ドリンクは1杯6~8ユーロ程度。創作系のパンがおいしい。

Via Merulana 54, 00185 Rome, Italy (サンタ・マリア・マッジョーレ教会近く)

06 487 2344

 

どこも基本的には予約は不必要で、飛び込みで入れます。時間帯はだいたい6時頃から8時頃まで。便利で、胃にもお財布にもやさしいと、旅行者にもうれしいアペリティーヴォ。ローマに来た際にはぜひトライしてみてください。

 

海外特派員:安岡真理

環境保護団体でボランティア活動をするために来伊してはや4年。ここローマでのんびりと休日のような平日を過ごしています。

 

 

 

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